2019年3月24日
松本へ
松本城は桜のさかりだった。 |
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国宝・開智学校のうつくしい姿。 |
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右は旅館すぎもと・ご主人の花岡貞夫さん。すぎもとは長野県松本市の美ヶ原温泉にある名湯です。私共とは長いお付き合いがあります。
左が洋々閣・大河内 |
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2019年3月25日
東京学士会館にて高橋睦郎先生の出版祝賀会に参列。各界の錚々たる来賓の中で隅っこにいました。 |
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2019年6月1日
能古島へ檀太郎ご夫妻を訪ねる。
檀一雄歌碑はご自宅のすぐ裏山にあります。島の頂上付近にも別の碑があり、車で連れて行ってくださいました。 |
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檀家の書斎です。中の一部が仏壇としてお位牌を祀ってありました。檀一雄先生は本に囲まれてご満足でしょうね。
テレビの前の後ろ姿が檀太郎先生です。
この家は檀一雄の旧居の地にあたらしく建て直されたものだそうです。 |
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2019年6月16日
京都府京都市の山奥、花脊にある名旅館美山荘さんへ。峰定寺の宿坊だった由緒のあるこの宿は、建物、しつらい、お料理、お花などすべてにわたってためいきが出るほど凛として美しかった。
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美山荘御主人・中東ご夫妻。大女将さんにはおあいできなかった。若女将さんは、あでやかに、たおやかに、この上なく美しい。 |
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翌日 2019年6月17日には天橋立のほうへ移動。
丹後の宮津の茶六別館にて会合。
「小宿の会」の仲間たちと。 |
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茶六別館・茶谷さんご夫妻。こちらとも長いおつきあいです。 |
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2019年7月9日
ゆふいん・「束の間」にて蓄音機文楽の会に参加。 |
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2台のグラモフォンで『野崎村の段』を切れ目がないように2組のレコードセットで交互にかけられた。人形遣いは大阪から一流の大夫たちが来られて、語り、三味線は何十年も前の超一流・人間国宝の方々のもの。生で聞いてるようなアナログの音質で、息遣いまで聞こえるようだった。 |
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「束の間」というユニークなお宿は昔の庄屋屋敷を改築されたようだが、一軒ずつのヴィラ形式で、とても広く、ご主人のアートのセンスがすばらしく、隅々まで美意識に満ちている。食事は前もって予約すれば作ってくださるが、部屋で自分で作ってもいいように台所と用品がそろっている。
アジサイが盛りで、梅雨のひとときを楽しんだ。山にのぼったところにある大浴場の広いこと。乳白色の温泉で、湯布院には珍しい湯質だそうです。 |
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由布院のリーダー亀の井別荘の中谷健太郎さん(中央)とは古いおつきあいです。由布院の音楽祭などの町おこしを手掛けておられて、蓄音機クラブの会長さん。左の方は、梅田さんといって、蓄音機の専門家。洋々閣の蓄音機を修理してくださったのもこの方です。今は由布院に拠点を移して、音楽祭など大いに活躍しておられます。文楽の済んだ後に撮影。 |
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来年もあるそうです。お好きなかたはぜひどうぞ。 |
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2019年10月7~10日上京。商用、観劇などの合間の空いた一日、町田市のいなかにある白州次郎・正子夫妻の旧居「武相荘」を尋ねた。一部をレストランに改修してあって、「白州次郎カレー」を頂いた。
夫妻が取り交わした英文のラブレターなどに感動してためいきばかりついていました。 |
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日本銀行の併設・貨幣博物館にて、唐津出身・辰野金吾博士の特別展を見る。資料がそろっていて、3時間かかってみました。レプリカでもいいから、唐津の「辰野金吾記念館」でみれるといいのになあ。 |
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2019年10月22日
長野県から来られた大学時代の親友・飯島満子さん夫妻を案内して長崎へ。敬虔なカトリック教徒である満子さんのために私が計画した行程は世界遺産「潜伏キリシタン」の跡を訪ねる祈りの旅です。唐津から高速道路で直接長崎市中心部に入るのでなく、外海、琴海などリアス式海岸沿いにドライブしてカクレキリシタンの苦難の村村を通り、遠藤周作文学館に寄って私たちが在学中に出版され、大いにショックを受けた『沈黙』を思い出したりしながら中心部に入り、永井隆博士の3畳一間のお家をみたり、大浦・浦上天主堂、二十六聖人殉教の碑などを見て夜遅く唐津に戻りました。とてもディープな長崎旅行でした。写真は浦上教会。 |
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