タイトルに、「シンガポールの赤い月」と書きました。書いてしまってから、あれ、今回のシンガポール旅行で月は一度も見なかったような、と気が付きました。でも、そのままタイトルにしました。なんとなく、その方がいいような気がするのです。シンガポールでは月が赤いかどうかもしりません。私の心象風景と御解釈くださってお許しください。理由は最後までお読み下さればおわかりになるかもしれません。
もう30年も前だったでしょうか、一度、主人の友人の何組かの夫婦と一緒にシンガポールに行った事がありました。その時ちょうど私は具合が悪くて行きたくなかったのに、皆奥さん連れで行くのでどうしてもと言われて無理をしました。フラフラしながら熱をおして観光、ショッピングをしました。その時に何を見て、どんな店に入ったか、まったく記憶がありません。そのせいか、その後、また行きたいとは全然思わなかった国でした。
ところが去年の秋くらいから急にシンガポールからのお客様が増え始めました。自分に余りにもシンガポールに関する知識が無いのが気になり始めました。そういう時、二人の感じの良い青年がお泊まりになり、近年のシンガポールの経済の発展や、国土の改造の話など聞きました。ぜひ来なさい、案内するから、と言ってもらって、このたびホントに出かけたわけです。1、2箇所、商談をする相手もありましたし、再会したい中国系シンガポール人ご夫妻もおられます。
思いきってでかけて、ほんとうによかった。色んな事を学びました。
それで今月は、2月の末に一週間主人と二人で旅してきたシンガポ-ルで感じた事を書きます。決してグルメ旅行記ではありませんし、観光案内でもありませんので、期待はなさらず、また、参考にもなさらないでください。
では、何のお役にも立てないページですが、よろしかったらお付き合い下さいませ。
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