高取邸を考える会1 このページは旅館 洋々閣のホームページの1ページです。 |
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更新: 2007年6月18日 |
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高取伊好伝については、宮島醤油のホームページに詳しいです。ご参照ください。 |
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いよいよオープンいたしました。 4月1日開館。入場料500円。月曜休館。土、日曜にはお茶もいただけます。(裏千家と宗編流が月代わり) |
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高取邸のプレ・オープンが始まりました。 写真は10月7日のプレオープン式典にて仕舞い「花笠」 正式な一般公開は平成19年4月になりますが、平成18年10月から無料のプレ・オ−プンが始まりました。 平成19年1月7、14、21、28日 (2月3月はオープンの準備のために開館はされません。) 午前9時から午後5時まで (入館は4時半まで) あくまでも予定ですので、唐津市文化課にご確認ください。電話0955−72−9171 |
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ご報告 (上の方が新しい報告です)
一般公開に向けて保存補修工事中の国指定重要文化財「旧高取家住宅」の工事見学会が開催されました。 【と き】 平成16年1月17日(土)・18日(日) 午前10時〜午後4時30分 【ところ】 旧高取家住宅 二日間で約200名の見学があり、専門家から詳しい説明がありました。まず付属家(家族湯殿、従業員部屋、食物貯蔵庫)から修復が進んでいました。土蔵も解体され、復元を待っています。母屋のほうは、床下のコンクリート打ちが済み、束の強化や、根太の補足などが済み、ていねいな修復過程が見れました。完成は平成17年度末よりやや遅れそうですが、立派な、この上ない修理と思われます。 写真は瓦の違いを説明する係官 平成16年度の保存活用懇話会について 8月17日に1回目の会議がありました。引き続き佐藤先生が委員長です。工事の進捗状況説明と、文化庁の田中委員から現状を変更して復元することの理由、根拠、など説明があり、かなり拡大して復元されるようです。今年度は正面の石垣なども復元され、土蔵、二つの庭の厠、食料庫など修理されて、平成17年度には設備や防災整備工事などが行われ、駐車場、外構が整備されて、いよいよ今から一年後くらいにはほぼ出来上がるようです。あいかわらず、見学希望の問い合わせが多く、市も対応に苦慮しているようですが、なにぶん工事中のことですので、できるだけ工事見学会のおりにおいでくださるようにお願いします。次の見学会は10月30、31日です。詳しくは市役所にお問い合わせください。または、唐津市のホームページをチェックしてください。 現地視察もありましたが、私はクルマイスですのでまだ床のない建物は見られませんでした。残念。この次にはつぶさにご報告できると思います。 平成15年度の保存活用懇話会について 今年度も大河内は委員に委嘱されました。 8月20日に1回目の会議がありました。委員長は引き続き佐藤正彦教授です。事務局説明では、修復の過程の中で、基礎の部分に地震時の液状化対策のためコンクリートのボードを敷きこみ、柱にも補強を加え、そのために一応床を全部はがしたことや、その後の調査によって、建物の各部の改変や修理の痕跡からはっきりと建築上の変転が読み取れる、この屋敷が一番隆盛を極めた時点の形に戻すこと、痛みの激しかった従業員の宿舎やふろ、貯蔵庫、地下ワインセラーも復元するということ、そのために事業年が一年遅れるということ、オープンは平成18年度の初めか中頃になること、それまでは一年に一度は修復中の現場を公開するつもりであること、などが話されました。また活用に関して委員から色々な意見が出されました。私は、高取邸セミナーとでもいうような質の高い建築の研究会を催して欲しい、また建築の技術者たちが見学して勉強する機会を作ってほしい、活用案にかんしては、オープンに先だってホームページなどでひろくアイデアを募集してほしい、などと申しました。子供たちの総合学習に体験学習として使ったらどうかと、私が数年前の懇話会で提案したこともふたたび稲葉委員から提案があり、意を強くしました。 その後、現場を視察に行きました。 洋間は漆喰の天井を復元するために屋根まではがされ、周りと内側に足場が組んでありました。壁紙ははがされ、古紙によって下張りしてあるのが見えました。下張りの紙を読んでみたかったけど、入るわけにも行きませんので、窓から眺めてきました。
大広間は床がはがされ、下のコンクリートが見えました。能舞台の下だけは、音響の為に擂鉢のように砂地をくぼませてありますので、さわらずに、回りに矢板を打ち込んで囲い込むそうです。かえって響きが良くなるかもしれないとのこと。甕は埋めずに砂のくぼみだけでこのような音響効果をもたらす先人の知恵に驚きました。 居室棟は、痕跡を読み取れば、まず先行の建物があって、その後明治37年の大広間、能舞台などの応接棟の完成のあと、(明治38年の佐賀新聞によれば竣工披露のお能の会が3日間催されています。)、大正7年に前の建物を壊しておそらくその解体資材を使えるだけ使って、台所、風呂、居間などの広い西側の建物が出来ています。その後当代によって昭和45年ごろ、居室棟は一回り小さく改築されましたが、今回の調査によって大正7年当時の規模がすっかり判明し、復元される事になりました。 時間はかかりますが、とてもていねいな最高の扱いを受けていると思いました。それも、全国的にも希少な価値があるからです。18億円という事業規模ですので、国の補助が大部分だとはいえ、市の負担も大きいのですが、それでも完成した暁には唐津の文化や観光の核となると思いますので、そうぞ皆様もご理解くださって、応援してください。 次の委員会があれば、またご報告します。 2003.8.20 平成14年度の保存活用懇話会のこと 本年度も懇話会があることになり、大河内は委員に委嘱されましたが、結局一度も会議は開かれませんでした。残念です。平成15年度に期待しましょう。 平成13年度の保存活用懇話会の報告 2001.12.7 平成13年も11月になって、やっと第1回の今年度の会議がありました。報告事項が殆どでした。保存修理工事のおおまかな計画がわかりました。 平成13年度は、設計管理業務のうち、実施設計、平成14年7月くらいから、工事が始まります。土蔵や、傷みのひどかった附属家数棟も、当時の生活を知るうえで重要だとの観点で、全部復元されます。主屋は、後に多少手を加えてあった居住区域の原形復帰、大勢の人がはいれるように、構造上の補強などが始まります。15年と16年の前半に集中して本格的な工事が行われ、建具、畳などもきれいになって、ほぼ平成16年の終わりくらいには、一応の工事を終えて公開へ向けての準備に入ります。 石垣なども松が根をはって膨らんできておりましたので、積み直しになるようですし、門も新調されます。庭園部分も手を入れ、うれしいことに、現在唐津城下の駐車場の片隅に取り残されている高取伊好翁顕彰碑が東側の庭園に移設されます。高取邸の西側にある旧栄徳屋跡地は、随分前から市の土地開発公社が持っていたものですが、市に購入されて、駐車場として活用されることになります。この地は唐津藩の馬場の跡で、その前の時代の屋敷跡も出ていますから、駐車場とはいえ、歴史を語る掲示などしていただきたいものです。唐津城と高取邸を同時に取り込んだ城内公園(仮称)は、面としての魅力ある観光資源となるでしょう。この区域は、唐津城の石垣の残る散歩道、青木繁を見られる河村美術館、緑豊かな旧高取家別邸跡地、5分も歩けば旧唐津銀行や、大島邸、ニの門跡、濠、埋門館、西の門館など、静かなたたずまいを見せる区域です。高取邸はしばらく見学会がありませんが、市では市民の希望にこたえて工事中の見学会も検討するそうです。工事中の見学は、建物好きの人にはとても魅力的だそうですね。ただ、まだ約束されたわけではありません。要望が多ければ、そのぶん、実現の可能性が高まりますから、どんどん市に電話なりメールなりで希望してください。 このページを見てくださっている皆様が、高取邸の応援団です。 平成13年 6月2,3日 見学会のご報告 暑いほどのお天気で、二日で1000人を超え、しかも遠くからの見学者が多いのが印象的でした。 今回も「考える会」では、高取邸の各室にお花を活けさせていただきました。 館内の写真は禁止ですので、画像でご報告できませんが、二階大広間に大鉢一杯の泰山木、一階の大広間には、菖蒲がまるで屏風絵のように活けられました。 たくさんの御客様を迎える喜びの気持ちをお花で表現させていただきました。 平成13年度 旧高取家住宅関係事業について 平成13年3月23日報告 平成12年度最終の保存活用懇話会が本日ありました。 大きな進展がありましたので、ここに報告します。 平成13年度には「地域文化財・歴史的遺産活用による地域おこし事業」として実施し、地域総合整備事業債の適用を受けて事業を推進するそうです。 これは平成16年までの4カ年計画で旧高取家住宅・城内公園(仮称)整備事業の全体としては概算で18億円(うち高取家住宅の近くの栄徳家跡地などの土地の取得に12億円)という大きなものです。 とりあえずは平成13年度は基本の設計にあてられますが、緊急性の高い自火報の設置などには約2000万をかけて防災施設整備が計られます。 文化庁のかたのお話では、高取邸の整備事業は全国のモデルケースともなるべき事例なので、ぜひ本腰を入れてやって欲しい、ということでした。 唐津が、他の近代建築も含めて、点としてでなく面として古い建築を大切にしている町として位置ずけられるようになれば、こんなにうれしいことはありません。 来年度もひき続きこの懇話会は新編成で行われるそうです。 またメンバーに入れていただきたいと願っています。 ◎国指定重要文化財「旧高取家住宅」見学会のご報告 とき:平成12年11月25日(土)、26日(日) 秋の見学会は心配された雨も全く降らずに暖かい小春日和になりました。 今回は二日間で約1000人が見学会に参加してくださいました。遠くはアメリカからも! 高取邸を考える会では、今回も各部屋にお花を活けさせていただきました。このようなボランテイアに加わりたい方は、どうぞご連絡ください。 ◎市の平成十一年度の高取邸保存計画の取り組みについて 高取邸の所有者である唐津市では、平成11年度の高取邸関連の事業として、建築学の専門家や文化財関係者からなる基本計画策定委員会と、市民と行政側が混じった保存活用検討の懇話会とを持ちました。懇話会における市民の意見を専門家の委員会に反映させるというものでした。「高取邸を考える会」では、外国での活動が多い中里隆代表に代わって事務局の大河内はるみが懇話会の委員として参加しました。 策定委員会はすでに年度末に基本計画案の答申を終え、それに従って平成12年度には高取邸や周辺の整備が始まります。一般公開に関しましては、年に2回を一応の目途として、修復の過程を含めて繰り返して見てもらえるようなやりかたを検討することになったようです。詳しいことはこちらで発表するわけには行きませんが、かいつまんでご報告すれば、
◎市の平成十二年度の取り組みについて 昨年度に策定された保存活用計画が平成12年9月4日付けで文化庁に受理されたのを受けて、今年度の事業である「保存活用懇話会」が発足し、10月12日に第一回目の会議がありました。 昨年に引き続き、大河内はメンバーに入りました。 委員名:佐藤正彦九産大教授、西澤英和京大講師、藤森照信東大教授、大和智文化庁建造物課主任調査官、仏坂勝男県文化財課長、稲葉継雄九大教授、田中武樹市議、大浦洪ニ市文化財審議委員、大原令光市観光協会長、大河内はるみ高取邸を考える会事務局、岩本芳明市教委教育部長の計11名です。 会議内容については、年度の末に市の方から発表があってからにさせていただきますが、主に保存補修や、整備、追加指定などについて、熱心に、かなり専門的に討議されました。 お願い 高取邸の保存や活用について、あなたのご意見をお聞かせください。また他の町の情報もお寄せください。この会には専門家のメンバーもいますので、高取邸に関するむつかしい質問にもお答えできると思います。どうぞメールをお寄せください。 むつかしくない質問にも、喜んでお答えいたしますので、小学生さんたちもどうぞ。 メール:info@yoyokaku.com |
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ご挨拶(冊子「高取邸を考える」より転載)↓ |
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高取邸(旧高取家住宅)が危ない、解体されるかも知れない、ということを私が耳にしたのは、高取家当主が平成三年の台風十七号、十九号で傷んだ大屋根を相手に悪戦苦闘されて心身ともに疲れ果てられた平成五年の秋の頃だったでしょうか。それは困った、もったいない、これが「高取邸を考える」始まりでした。それ以来、いろいろな人にお会いし、多くの方が同じ気持ちを持っておられるのに意を強くしました。 高取邸は平成八年には近代和風建築として佐賀県の文化財に指定され、翌九年の四月には日本建築学会シンポジウムが高取邸をテーマに唐津市で開催されて多くの専門家に高い評価を受け、国の文化財級であることが確かめられました。 平成九年十二月には唐津市に寄贈され、この春には屋根が修復されて、再び堂々とした姿を見せています。 私達はこの五年、諸方面のご協力を得て、「高取邸を考える会」の名の元に、いくつかの高取邸活用策を探る試みを行いました。 この小冊子は、これまでの「高取邸」を考える会」の活動などをまとめ、今後の市民活動の一助となることを期するものです。 私達は高取邸の保存と活用に対し、今後も積極的に市に提言し、協力していきたいと思います。 平成十年九月一日 「高取邸を考える会」 代表 中里 隆 |
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「高取邸(旧高取家住宅)を考える会」規定
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「高取邸を考える会」スタッフ 代表 中里 隆 顧問 藤森 照信 世話人 中島 忠壽 大河内 明彦 大浦 洪二 熊川 三男 毛利 一幸 河上 信行 東島 吉隆 事務局 大河内はるみ |
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「高取邸を考える会」事務局 〒847-0017唐津市東唐津2-3-10 tel:0955-72-7186 fax:0955-73-0604 e−mail: info@yoyokaku.com |
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